……ふふ。『世界』のいとし子の意志。しかと、見せてもらった。[地に片膝をついた『紡ぎ手』の手から、銀の大鎌が消え失せる]『天』をも退ける大きな『流れ』に。残る『欠片』を託すとしよう。[言葉と共に現れるのは、『紡ぎ手』の手にあったカードたち]……手にするがいい、残る欠片たちを。[告げる口調は静かなもの。現れたカードを少女が手に取ったなら、『紡ぎ手』はゆら、と立ち上がり]