いよいよ穏やかではなくなってきたな。[北へと動いて行く軍勢を物陰から見遣る。>>31その姿は一般民衆に混ざっていた。 ─ 現在/王都 ─兵を見る種々の目は、決して信頼に満ちたものではなく、けれども運命共同体であるが故に縋っているかのように見えた。] … どうやら。 貴公は政治にも疎くはないようだ。 吟遊詩人とは聡明なものなのか?[王宮を仰ぎ見る姿に声をかける。>>42彼女が、俺の国に来た事があったかは、…俺が、何者か気付かれるかさえも、 …分からないが。]*