人狼物語−薔薇の下国

525 ルー・ガルー戦記 11 〜カーマルグ半島帰属戦〜


ゼファー軍人 フェリクス

― 平原 ―

[その輝きが目に入ったのは、西側の戦線がある程度沈静化した頃。
ミヒャエル隊が持ち帰った情報を無為にするわけには行かぬ、と深追いはせずに隊を整えた騎兵の前列、ほぼ中央に位置した男は篝火に照らされ浮かび上がる敵部隊に、く、と低い笑みを漏らした]

 ……おー、いらっしゃった、か。

[零れた呟きに、「楽しそうですねぇ」なんて突っ込みが入る。
それに、軽く肩をすくめた]

 悲観する必要なんてどこにもないでしょー?
 だったら、なんでも楽しまないと。

[冗句のような言葉と共に、槍を握り直し]

(49) 2019/11/09(Sat) 02:23:57

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