[ ケンカを売る気か、という呆れた声には>>47、黒虎はぐるる、と喉奥で笑い声のような唸りをあげただけで答えず、やがて、二人の人物の姿を金色の瞳が捉える ]...『獣神』ではないようだな。[ ディークの師匠がどちらなのかは、見ただけで察しがついた。見た目に共通点は然程ないのに、どこかが似ている...そう感じたからだ。その相手への興味もさることながら、見知らぬ男の姿に、黒虎は鋭い視線を向ける ]何者だ?[ 低く誰何する声は、殺意に近い警戒を秘めて響いた* ]