人狼物語−薔薇の下国

13 Chant 〜あなたを失い死を知った〜 SIDE:B


帝国軍少尉 ヴィンセント

「魔法銃の至近距離着弾なのか、暴発なのか…今となっては判断できる者もおりませんが…
とにかく、光が消えた時、敵将の姿は地に付していました。
准将の背中からは…敵将の剣の先が…」

「准将は、敵に止めを刺そうとした…あるいは、刺した所で力尽きたものと思われます。」
「敵将はぴくりとも動きませんでした。恐らくは即死…」

「以上で、橋前での戦についての報告を終了いたします。」

[若い兵士はそう言うと、敬礼をしてその場を立ち去った。
自分が公式に記録をするのは、ここまで。]

(49) 2013/06/21(Fri) 02:28:53

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