[ そうして、お茶のカップも空になった頃、カフェの入り口に、もう1人の友人の姿が現れる ]あれ、ナーくん?[ 彼も食事は済ませたはずだが、と思っていたら、用があったのはクララだったようで ](なるほど、そういう事情か)[ ヴェルナーの言葉から>>44先刻のクララの様子に納得がいって心中で頷きながら、口は挟まず、クララとエルナの分も一緒にカフェの支払いを済ませてしまう ]