分かった、よろしく頼む。
[皆を呼んでくると告げてその場を離れたカタリナ>>44へ返事をする。その背中を見ながら、昨日彼女が食堂で無理矢理作った笑み>>2:149を思い出している。
パメラと同じく守る存在と思っていた。妹のように接していた。だから食堂での議論のときも、無理に話題を振らず、誰をどう思っているかすら未だ聞けていない。]
(だけど、本当にそれでいいのか?)
[突然疑問が浮かぶ。
カタリナは最も近しい兄ゲルトを失った。これから先も彼女が頼りにできるような人間は減る一方。何故なら人狼の未来のため、男が仲間と共に殺戮を続けるから。]