―夕刻→夜―[沢から戻ると、洗濯物を取り込むルートの姿が目につき一緒にたくさんの衣類を取り込み、下手ながら畳んでいった。日向の香りのする洗濯物、干すのは大変だっただろうと思案しつつ。だから、夕食は率先して手伝った。…とは言っても、簡単な盛り付けや皿運びがメインだったけれど。強い哀しみと、先の見えぬ不安と、眼に見えぬ牙への恐怖はあれど、不思議と腹は減る] 皆、ちゃんと食べている…、かな…