[目の前の彼が、色々と疑問に思っているだろうこと>>10 には気付いていた。
でも、とても話せることではなかったので、にっこり微笑んではぐらかすことにする。
ちょっと謎の方が、みすてりあすでいいって……いつか船に乗っていた偉い人が言っていたし。]
ええ、先生のお話は面白いからね。
勉強にもなるし、とても有意義よ。
ありがとう。
じゃあ、会いたがってたって伝えてくれる?
[まさか10歳と少しで、先生の講義(……といっても子供向けに簡略化された話だけど)を聞いてたなんて思ってないんだろうな。
興味があるの?と言う問いかけ>>8 とは微妙にずれた答えを返しつつ、そんなことを思いながら、彼が名乗ってくれたなら。]
セルウィンね。
……ふふ、貴方も、相当総会まで先生に、
こきつかわれたのかしら?
[うっすらと残っているように見える目の下のクマについて仄めかしつつ、メイン・サロンへと向かう。
受け取ってくれるなら、自分の通信機の連絡先くらいは渡しただろう。
何かあったら呼んでいいわよ?……迷子とかね?とにこりと笑って。
案内を終えて、彼が怪我の治療をするようであれば、>>1:252 メイン・サロンを後にして、第2エリアの方へと足を向けた。*]