― 『世界軸』上層・影の広間 ―ん、お前の腕を磨くのはお前の仕事だな。[ そこを手伝えない事を残念がっても仕方ない。それが互いの領分というものだろうと割り切って、男はクラリッサの言葉に>>30頷き返す ]どういうもこういうも、言葉通りだ。自覚あるだろ。[ 続いた物言いには、ぱたぱた揺れる尻尾を見ながらあっさり返す。結構尻尾の感情表現が判るようになってきたなあ、なんて、思ったのは口にはしない ]