人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


平原の民 エディ

[その時、敵右翼――
 自陣においては左翼の軍勢が動いたのを目端に捉える。>>514
 側面を滑らかに包囲する動きは熟練のそれ、
 絶えず周囲への注意を配りながら僅かに接近し、指揮官はと目を凝らす。]

 ……あれか。

[砦に残してきた幼馴染とは違い卓越した視力は持たないが、
 俊足騎馬の間に見えた老兵の顔は書物上でだが覚えがある。]
 
 側面を重鎮が固めているのか。

[ウォーレン・コリドラス。
 見たら忘れない髭はさておき、かなりの知将と聞いている。
 確か一線を退いたと聞いているが、参戦しているとは。
 重鎮が控えているのは予測していたが、こんなにも早く目に見える位置に出てくるとは、と、驚嘆が毀れ落ちるが、返り血と共に拭って捨てる。]

(49) 2016/02/15(Mon) 02:45:09

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