人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


帝国軍中佐 ロー・シェン

[其処に顔を覗かせたのが、翠の長い髪をした少女だった。
着ている豪華なドレスから主の縁の者が連想された。

待っている間に遊んで欲しいとせがまれたものの、子供相手は慣れていなくて。
困ったあげく、――口ずさんでみたのがオルヴァルの国歌とも言うべき自由の歌だ。

どこぞの鼻歌のような壊滅的音痴ではないが…
決して上手いとはいえない低音で一曲披露し終えると]


 …、気にいったのか?


[結局ユルド社の主が帰ってくるまで、請われるままに歌を教えた>>34

教えたのはその一度きりだ。
やがて戦争が始まって、ロー・シェンは海に居る時間の方が長くなった。]

(49) 2015/11/06(Fri) 17:43:33

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