人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 クレメンス

[海の旅は長いようで短く、いくらかの交流や対話の暇はあったかもしれないが、程なく波の向こうに、オプティモの港町が見えてくる]

[街は王府の軍に要所を押さえられ>>635、物々しい雰囲気に包まれながらも、しかし静寂を保っていた。王府の軍に逆らう者など有るはずもない>>636、主が不在の間に、そんな無駄な血を流す程、男は兵の教育を怠ってはいなかった]

頭領かしら、「船」の方は…』

[港に入る前、沖合の岩場近くまで来た時に、側近の私兵が囁いたが、男は静かに首を振る]

必要無い。

[やがて、この地の主と、異郷の客人を乗せた船は、しずしずと、オプティモの港に入港した。
王府の兵が阻もうとしなければ、そのまま一行は、クレメンスの館に向かうことになる。
アレクシスが薄羽の影のように姿を見せるのは、どこでの事だったか*]

(49) 2015/03/10(Tue) 21:58:17

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