人狼物語−薔薇の下国

340 下克上の服従試験


死霊術師 ドロシー

[部屋につき、さじを受けとりながらも、不満顔はなおりません。
怒っています、と。そう言わんばかりの表情、声音で]

 わかってます。
 ドリィはこどもですけど、ばかじゃあありません。

[アイスを口にはこびながら、つんと言いはなってみせます。
最近の彼は、ママよりもお小言が多いんじゃないかしら。

けれど不機嫌そうにしていられたのはそこまでで。
口の中に広がる甘さには、思わず表情もやわらいでしまいました。
こうだから主としての威厳にかけるのだと、ドロシー自身は気づいていませんが]

 かまいませんよ。
 はい。あーん

[彼のアイスをもらいながら、此方からもさじを口に向けてさしあげて。
彼が舌を出していやそうな表情をしたのなら、ついつい苦笑してしまいました。
……いやなら、食べなければいいのに。
そんな当然の感想は、口にはしないままで]

(49) 2015/06/03(Wed) 10:10:34

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