人狼物語−薔薇の下国

238 奪還試験


闇の精霊 ルートヴィヒ

[再び拡げる円陣は闇の気配の濃い力。
垣間見ていた修道士には中り易い力であるか。>>35

本来人間界には関与しない高位精霊の片鱗。
拡がる闇は湯煙を押しのけるように膨れ上がり―――]

 ――――…、

[眼鏡越しに彼に向けた眼差し。
愛妻の聖なる気配とは違えないが、気が惹かれるのも道理。
僅かに瞳を細め、薄い笑みを向けてから、闇に溶けた。

その短い邂逅が、感受性の高い彼に如何作用するかも考えず。*]

(49) 2014/08/18(Mon) 01:05:55

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