人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

一言で言やぁ、家から逃げたのさね。
アタシの父は内政官でね、そりゃあ体裁やら何やらを気にする人だった。

そう言う家に良くあるのが、政略結婚。
アタシはそれがとんでもなく嫌でね。

だってそうだろう?
選択の自由も無く、好きになれるかも分からない奴の下へ一生を捧げなきゃならない。
そんなのアタシはごめんだ、自由に生きたい。

その政略結婚から逃げるために、アタシは士官学校に入ったのさ。
当然両親は反対したがね、アタシはそれを無視して、叔父に後見人になってもらって家を出たんだ。
お陰様で親から勘当を言い渡されたってわけ。

(49) 2015/11/02(Mon) 03:06:44

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