人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


柊の護花 コンスタンツェ

[記憶の海に潜れば、直ぐに拾いあげる事は出来るけれども、この歳だから誰かにそんな話をする事もなく、記憶はそのいろのまま、水晶クリスタルに閉じ込められて深い海の中で眠り続けるだけ。
 そして、何時かはセピアに色褪せ、走馬灯巡る頃に目を覚まし光の粒子として暗闇に消えてゆくのだろう。
 其れが人の理、人の歩み。]

『 王子様。
  助けて欲しい時には、助けてくれる?

  私も、辛い時には助けてあげるよ。
  これからのじだいは、戦うお姫様なんだから。』

[それに、だって。]

(49) 2015/10/01(Thu) 21:47:30

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