[広場をたくさんの人が通りすぎて行く
コンスタンツェを見送ると後ろから掛けられる声>>47。
振り替えれば、すでにそこに姿はなく遠ざかる背中。あの背中はたしか...
と考えていると再度掛けられる声>>46]
どうもこんにちは。フランツさん。
不便ですか?今のところは特には......あ、いや、そろそろ宿舎の暖房用の薪が減ってきていたような記憶がありますね。
もし宜しければ、あとで練兵場の方で尋ねてもらえますでしょうか。
[と、声を返す。
何度か実家に戻るときの土産を融通してもらった縁もあり、この若い雑貨屋の店主とは顔見知りになっていた。
とは言え、相手は目的がありそうである。それ以上の話をこちらからすることもなく見送る。]