ご挨拶が遅れ申し訳ありません、朱雀様、蒼龍様。[クリフの背後から前に出るような形で、霊亀の守護者たる青年が姿を現す] 朱雀様におきましては、此度の復活、大変喜ばしく思っております。 しかし、これより間も無く妖魔討伐に向かわれるとのことで――[そこでクリフを、自身の前へと押し出す。 緊張で身を固くする様子に目を遣りつつ] その討伐隊に、この者を加えて頂きたく存じます。 霊亀の眷属に連なる者で――此度が、初陣となります。