お久しぶりです、タクマさん。 笛の音をほめてくださって有難うございます。[誰でも自分の腕を褒められれば多少くすぐったいが嬉しいものだ。が、いつの間にか話題は狼に移る。ぴたりと寄り添う少年の頭をそっとなでた。>>44] はい、一緒に。 一人離れて危険に首をつっこまないようにしてくださいね。 お気持ちは嬉しいですが、仲間を犠牲する心算はありませんよ。[困ったように、けれどきっぱりと盾になるという彼に言葉を返した。>>43]