人狼物語−薔薇の下国

477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、


【3】rāst-dorūsh ソマリ

[彼の相棒を手にかけたものだから、断られるかもしれないのは重々承知の上だった。
高望みかもしれないとは、思っているのだ。
風が柔く吹いては、通り抜けていく。]

  ウェル…

[視線を彷徨わせるヘーゼルの彩に、浮かぶ感情までもを窺い知る事はできないが。
逸れた視線の先に、何かある訳ではないのは分かっていたものだから、ただ、彼を見詰めるだけ。

ラメールへの恨みが全くないと言ったら嘘だ。
それでも、その恨みは言葉までで事足りるほどのものだった。
だから、まさか彼がそれを受け取る気でいたなどとは、想像もしなかったのだ。
そうして、彼が一通り語り終わるまで口を閉ざし、視線が一度自身の上に戻ってきたのを見て言葉を紡いだ。]

  …… 死んだなら “好都合” な事だ。
  もう一度 “生き直せ” ば良い。
 

(48) 2017/05/03(Wed) 15:13:23 (Penia)

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