[クレステッドがベリアンの背後から当て身を見舞い、昏倒したのを見る>>46 黙って頷くと、処理施設内に残る人を軽く見やるが、話声が聞こえるのを確認するとそのままカシムを連れて処理施設を離れた。途中でカシムに呼び掛ける]――あの時はすまなかった。 私はもう、お前を襲わない。怖いのは…理解するが、ここを離れないと死ぬぞ。助けてやるからついて来い。[カシムが正気を取り戻すのは難しいのかもしれない…そう思いながら、手を引く]