人狼物語−薔薇の下国

483 翠龍幻霧 ─天霊遺跡封印行─


翡翠風精 シュテルン

……るぅ。

[目を開き、は、と息を吐く]

ある意味では、この百年、よく我慢した、ともいうのだよね。

[変化を常に求め続ける風の寵児。
それが一か所にとどまり続けるという意味。
最も奔放な頃を知る嵐龍には、それが如何ほどの苦痛かはよくわかる]

……るぅ。
少しは、息抜きできるようになればよいのだけれど。

[良くも悪しくも、眠りの地には変化が齎された。
それが、止まり続ける風を澱ませぬのならば受け入れよう。
そんな事を思いつつ、少年は頭上の星空へと視線を向けた。**]

(48) 2017/08/14(Mon) 11:50:49 (tukineko)

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