OK♪
俺は他国の人間がどうでもいいってわけじゃないし、リッドちゃん個人はきらいじゃない。
勝負は平等にやってるのは保証しなくても知ってるだろ?
[才媛たる彼女が頭を巡らせているものには気付かず。
ただ敵意とも、威圧とも取れるものがイングリッドから消えたのを満足そうに眺めて、微笑む。]
リッドちゃんのそういうとこ、やっぱり可愛いと思うぜ。
俺は。
[先ほどまでの様子はすっかり消え失せて、肩を並べて飄然としたまま領主の間へと戻る。
既にダイスを待ち構えたものが数名。すぐに審判役として慌てて駆けたものだった。
>>23>>30]