我々はシコンに戻った後、アンディーヴ卿レディ・ファミルの葬儀を執り行う。 事の経緯は置き、一私人として、ヒューベンタール提督にも参列してもらいたいと考えている。 急な誘いですまないが、貴官ならば、決断できよう。 このシュヴァルツアインに提督の部屋を用意させる。 しばしの船旅、付き合ってほしい。 むろん、葬儀が終われば無事に帰すことは保証する。 皇帝の名において。