[ ピンブローチを見て、素敵、と声をあげたクララに、笑みが深くなる>>41 ]
ふふ、そんなに喜んでもらえると僕も嬉しいなあ。
[ お代をという言葉には、首を振って ]
こういう小さな石の組み合わせも可愛いかと思って作ってみた試作品みたいなものだからね。あ、もちろん、いい加減に作ってはいないけど......でも今回はプレゼント。
ララちゃんの、さっきの笑顔が十分なお代になったしね。
[ 遠慮するクララを、いいからいいからと笑顔で押し切る ]
んー、それにね、ララちゃんのおかげで僕も救われたっていうかさ、病の事を調べることも、眠った人を助けることも僕にはできないけど、僕のお守りが役に立つこともあるんだなって、思えたからね。
[ だから遠慮しないで、と伝えれば最終的にクララも納得してくれたようだった ]