人狼物語−薔薇の下国

332 【絶望村】貴方と私が乗れない方舟


女子学生 シュテルン

[目の前の世界が回る。
マレンマが何か言った声も何処か遠くに響き、立ち去った事にも気付かない。

  ──クロイツに何か言ったでしょ?!
  ──この家の恥よ!
  ──貴女が
  ──貴女が

耳を塞いでも聞こえてくる声。
村の『噂』になんてなったら母は何をしてくるか分からない。]

  …………ごめんなさいごめんなさいごめん……な……さい…………

[小さく繰り返し、何度か深呼吸をしようとする。
次第に声は止み、世界は元の位置に戻る───]

  ………もう…………ったん…だから……

[唇を噛み締める。
マレンマが戻ってきた頃>>44〜には多少の落ち着きを取り戻していたことだろう。]

(48) 2015/05/07(Thu) 17:32:15

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby