人狼物語−薔薇の下国

525 ルー・ガルー戦記 11 〜カーマルグ半島帰属戦〜


王国軍部隊長 セルウィン

― 平原 ―

 お前たちとは比べるべくもないが――

[基礎は押さえている>>44との評に、思わず言葉が口を衝いて出る]

 俺だって、戦場へ立つ日のために鍛錬して来たんだ!

[ただ悔しさをぶつけるだけの叫びではあったが、それでも足を踏ん張るための力にはなった。
 対する相手から生じたのは、攻撃を避けるのではなく迎え撃つ動き。
 真っ向からの突きに背筋に冷えが駆け上る]

 く……!

[退くのは間に合わないと判断し、大きく身を捩りつつ、左手の盾を腹部を守る位置に引き寄せる。
 急所こそ避けたが、盾は攻撃を受け流し切れず、表面が大きく裂けた]

(48) 2019/11/05(Tue) 00:17:03

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