[ さて、画家の言葉を 軽く笑い飛ばせる相手の 真意はどこにあるのやら。 薄闇に似た色の瞳>>37や、 その所作からは見通せない。 他人には"気の置けない"と称するほどに。 ] …きみのやる気スイッチのために 国王陛下は犠牲になったのだ…なんて。 ――… さすがに言い過ぎたかな。[ くすり。 ][ 際どい冗談に少し踏み込んで 冗談だよとふわりと濁す。 鎌をかけたところで素直に 尻尾を出すとも思っていなかった。 ]