はい。 ……次までに、万全にしなければいけませんものね。[休息を勧める声には同意を返す。 身に受けた傷を塞ぐのは、術下にある武具のようにはいかない。 とはいえ今回程度のものなら、落ち着いた場に居れば回復はすぐだろう][右手を軽い支えに、二本の足で立ち上がる。 周囲巡る風の補助に、密やかな笑みを零した*]