人狼物語−薔薇の下国

502 温室世界の住人たち


運び屋 ヴェルナー

[大事な気がするから捨てられない>>44
そんな話を以前聞いたことがある]

『忘れた、って』

[笑いながらの言葉に一瞬面食らったものだ。
続いた言葉も思い悩むものではなく、色のないリングを愛おしそうに指先で撫でていたのも印象深い]

『……ルトがそう思うなら、それで良いんじゃねぇか』

[覚えていなくても、そのリングが大事だと思うならばそこに意味があるのだろう、と。
その時はそう思って言葉を返したのだったか。
今でも持ち続けている辺り、その想いは消えてはいないのだろう]

(48) 2018/06/21(Thu) 21:15:33

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