>>47
ああ、ありがとう、いただくわ。
[それは研究所内での自身のように、無感情で珈琲を受け取る時のそれと同じで。どうして自分はこう――なんというか。もっと愛想よくできないものなのか……なんて気づいた時にはすでに遅しで。
ジャスミン茶の良い香りが心を落ち着かせてくれるから、まあ良しとする]
……ん?
[一口飲んで、オズワルドが差し出すメモを見る。
最初、何のことか、わからなかった。アヴェというのはあの半裸の男のことだっただろうか。ハリウッドの男性を抱きたい、というのもよくわからなかったが其れ以上に。
だって、アイリが受け取ったメモは、
全然違った様相を呈していたのだから。]