[兄と離れ、空へと登っていく。その途中、空に消えた少女の微かな声>>39を、耳が拾う] ……ゾフィヤ?[その言葉の内容までは分からなかったけれど、少しばかり悲しそうにも見えて。あの時>>0:52のように、手を差し伸べた] 行こ。離れたら危ないよ。[――それは、谷底へと向かう時のこと。今度は離れたりしないように、その手をしっかりと握るのだった**]