人狼物語−薔薇の下国

5 Chant 〜あなたと出会い生をうけ〜 SIDE:A


士官候補生 リエヴル

――茶会当日:会場にて――

[その日のリエヴルは、黒の執事服に身を包んでいた。
これで右腕が使えたならば、きっと給仕して回ったんだろうなという見た目である。
もちろん、当人もそのつもりでいた。]

 なんで、茶会開いておいて、
 自分で紅茶をいれられないんだ……。

[なんでもなにも、怪我をしたせいであるのだが。
放っておくと怪我をおしてやりかねないということで、今日は右腕は三角帯でしっかりと吊るされていた。

左手だけでとなると、たとえ両利きでもやはり不便で。
結局、自分が出来るのは注いでまわるくらいかと、すっかり諦めてしまった。]

(47) 2013/05/30(Thu) 03:41:01

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