お前はほんとに、ディークと似ているな… 自分も、苦しみと苦痛と絶望に近い暗闇を知りながら、 いつも、人のために、無茶ばかりして、 大丈夫、大丈夫って…笑おうとして…‥ だから、私もディークも、お前を心配してしまうんだ。 守りたいと思ってしまうんだ。[拒まれなければ、5年前のように、 ハーランのことのあとのように。 彼の手にそっと触れようとして…。許されるなら、 守ろうとするように、両掌でぎゅっと強く握りしめよう。]