人狼物語−薔薇の下国

502 温室世界の住人たち


作家志望 クララ

 え? ええ!?

[最初に視界に飛び込んだのは、目に優しくない赤い色。
 見知った色と感じるのは、それが自身の本体と同じ色をしていたからか。
 しかし自宅の鉢植えより遥かに大きなそれの正体に気付くより早く、周囲が全く見覚えのない空間であることに意識が向けられる]

 な、なんですか……これ……。

[周囲に眠ったはずの花精がいると気付くのはもう少し後のこと。
 場の雰囲気にそぐわぬ混乱は一頻り続いた**]

(47) 2018/06/30(Sat) 02:22:54 (suzukake)

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