人狼物語−薔薇の下国

483 翠龍幻霧 ─天霊遺跡封印行─


翡翠風精 シュテルン

[突然聞こえた声が何を為そうとしているのか。
自身も命つき果てんとする嵐龍には、すぐにはわからなかった。

全てが理解に落ちたのは、半身が人としての生を終え、結んだ絆にひかれるように嵐龍もその生を終えた後。

彼が、かつての盟に従い現れた場所に、嵐龍もまた現れて。

驚かれた、そりゃもう驚かれた。
けれど、事情を知った彼は、苦笑いと共に状況を受け入れて。

そうして、共に守り人としての任を引き継いで──今に、至る]

(47) 2017/08/14(Mon) 11:50:43 (tukineko)

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