「……さて。 どうせアルトゥルの事だから、此度の事には関与してはいないだろうが。 キミがあれに沿うモノである以上、少なからず、流れは乱れる。 ……ここで、あまり暴れないでもらいたい、とだけは、言っておこう」[手の上の光をふわり、何処かへ飛ばした後、『熾天使』はため息交じりにこう告げて、それから]「……ま、あれの気に入りが、他者の話を聞くとは思えないけど」[ぼそ、と何やら、付け加えた。*]