ーどこかでー [ギリギリ見失わないところで、テオドールを追いかける。そして、視線の遥か遠くでテオドールが立ち止まる。何か様子のおかしいテオにを見ながら、暫くして追いついただろうか。] どうしました!? あっ……。 [目の前にいたのは、明らかにもう息のないエディの姿。人狼だ。人狼に食べられている。 その姿は、生前の元気なエディからは想像もつかないものであった。] これは…… [テオのほうを無言で見ると、目元には涙の跡。 そして、自分の目にも、力がこもり涙が垂れ落ちた。]