人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


申 炉 ロー・シェン

[大きな浴槽に近付き、肩まで浸かる。
熱めに感じるのはさっき冷水を被ったせいだろうか。]

なーにやってんだか、なぁ。

[体を半身ずらし、縁に肘を乗せ頬杖を突く。
慣れない旅先の環境と今日一日の出来事で疲労感が色濃い。
これならベッドに戻ればすぐにでも眠れそうだったが、
逆に疲れすぎて目が冴えてしまいそうな気もする。

わざわざ壁際に寄り、耳をそばだてているように見える男や
どこか落ち込んだ風に肩を落とす男を横目に眺める内、
のぼせたのか視界がぼやけ、頭がぐらつく。
出ないとまずいという意思とは裏腹に力が入らず、
遠のく意識の中、誰かの声を聞いた気がした。**]

(47) 2014/10/22(Wed) 00:48:06

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