― 王都・広場 ―ふふ、そうか……相変わらずなようで、何よりだよ。[伝えられる近況>>45に、零れ落ちるのは嬉し気な声。13年前に共に戦ってくれた者たちは、頼りなかった自分を支え導いてくれた先達にも等しい存在。故に、その消息を知れるのは素直に嬉しい事だった]そうか、それでは、お近づきの標に、おひとつどうぞ。[甘いものが好き、との言葉と首肯>>46が返れば、手にした飴の袋を開けて、ジルへと差し出した。**]