建物はそんなに変わらない…かな。 人は変わっているのだろうけれど。[十代前半だった頃に比べれば、 村に住んでいる者も己同様に歳を食っているかも知れないし 既に村を出た者も居るかも知れない。 只、長閑な空気は、村を離れた時と同じであり。] いや。[何故礼を言われたかは解らないが、短く応を。 宿へと到着すれば、荷物を受け取ろうと前へ**]