人狼物語−薔薇の下国

355 グロリアス・マギカ・グラマーティオ-スブ・ロサII


高校二年生 ジル

[ただがむしゃらに前へ走ることもいいだろう。
けれどきっと自分には、こちらの方が合っているのだ。

いいね、と言われると少し照れ臭いけれど。
改めて、自分の選ぶ道は間違いではないだろうと思う。]

 ……はい。
 お互いに、この空間で悔いを残さないように。

[もっとも、白枝の方は忘れてしまうのだろうけれど――
それでも、ここで話したことが、少しでも彼女の心に残れば良い。]

『あ……』

[去り際、青年の背中から出てきた少女人形は、小さく手を振り返しながら]

(46) 2015/07/22(Wed) 08:48:12 (Hollyhock)

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