人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


魔王 テオドール

― 二周目: 終わりの始まり ―

[ あわや、というところで、魔物の胃袋に消えようとしていた少年テオドール>>4:48を救ったのは、
 「遠足」に来ていた若き騎士達だった。
 ソマリアラン、フランツ、騎士団員ではないが好奇心でついてきたキアラ、荷物持ちの従騎士と、そして……。 ]

 パパ!!

[ しがみついて泣きだした良く似た12歳の少年に、19歳のヤコブは仰天したことだろう。

 ……そんな騎士達に、少年テオドールは全てを話した。
 テオドールが未来から来た事。1周目で見てきた全てを。 ]

[ その情報をもとに、充分な作戦を練り、騎士達を育てるのに7年をかけた。
 春の頃。
 開門と、そしてその向こうの首魁討伐任務には、ペンホールズのほぼ全ての騎士が参加する事になった。
 長く続いた平和の果て。多くの騎士にとっては、初めての勲功を立てるチャンスである。
 >>4:196騎士団達のきらきらした鎧は、白い大河のように南下し、
 誰もが誇りと自信に溢れた顔をして、魔境を踏破した。 ]

(46) 2014/04/06(Sun) 15:54:49

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