― 上空 ―[名乗った名に引っ掛かりを覚えているらしき様子>>43に、首を傾ぐ。それに、どうかしたかと問うより先に、混乱し始める様子>>44に、あ、と短く声を上げ] ぁー……まあ、なんだ。 とりあえず、落ち着こうな、うん。[いやそれ無理でしょ、と言わんばかりに嵐龍がるぅ、と鳴く。それと同時に真白の翼が動いて、アイリの方へと風を送った。金糸雀色の光を微かに帯びたそれは、気持ちを静める光の力を帯びたもの]