人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


黙示天使 アデル

 ――――なんだ?

[遠目に見えた白の羽根と、己のものと似て非なる力の気配。
 構うことなく突撃する下級天使の群れの向こうで、人の子が乗る飛翔体としてはあり得ぬ動きが行われた>>41のを、黙示天使は目の当たりにした]

 馬鹿な……。

[後方飛翔。僅かな落下。そして急上昇による強行突破。
 黙示天使ですら予想外の動きに下級天使らが対応出来るはずもなく、数十の編隊は数を減らしつつ、完全に振り切られていた]

(46) 2017/11/04(Sat) 12:31:14

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