偽造……?
[シュナウザーと弟の王子様の邪魔にならない小声で不快感を表した。
彼はあの文書作成に立ち会っているという嘘はついたが、あれは明らかに国王様の字だ。
文書は少なからず、本物であって、この結果は誰かしらが国王様に何か進言をした結果だと思っていた。
シュナウザーの弟の王子様を試すような言葉に彼は苛立っていた。しかし、その心のうちはどうであれシュナウザーが弟の王子様を国王様にしたいという気持ちがやりとりからひしひしと伝わってくる。
>>29を聞けば、再度弟の王子様名前で自らの意思を表明した。]
ウェルシュ様、私の心には変わりはありません。そして、ラメールのため、このような無益な争いは早く落ち着けて、またご兄弟仲良く支え合う日が来るのを願っております。
[彼は真にそれを願っていた。
王子様が弟の王子様を認めなかったその時から]