人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


雷華の僕 ルートヴィヒ

[掌の隙間から溢れ出す光に、思わず目を眇める。

名は、体を現す。

養父ちちに与えられた彼の姓は、国では猛き者を現すそれ。
しかし、苛烈こそあれ、温かみの無い、何かであった。

その名が奪われ、抹消される。>>42

そのことに、どこか胸のすくような思いを覚えたのは、きっと無意識に彼の人へと縛り付けられていたのだろう。
温もりの金色と、静謐の銀。
二つの光が交じり合い、新たなる輝きを帯びて紅野原を照らす。]

(46) 2015/10/06(Tue) 13:17:34

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