― 少し前、自室 ―
[>>45「手を伸ばしたのは、イェンスさん?」
自分は声にしていない筈の言葉を彼女が繰り返したので驚き毛布の奥の目をぱちくり。
質問では無く確認のようなその声音に耳を疑ったが、>>3聞こえたノックの音に応えようと毛布から抜け出し何を言うでもない侭に終った。
幾つかドロシーとやり取りをして、見送った後、シュテラの元へと戻り]
……君も要るかい?非常食。
よかったらどうぞ。
細やかだけど、Happy Merry Christmas.
[そう言って、少女に手渡したものと同じ、クリスマスデザインのクッキーが入った小箱を手渡した]