人狼物語−薔薇の下国

479 月夜に吼える獣の宴


刃隠術 アイリ

― スラム街 ―

[男の口元に笑みがよぎっているのを少女が見ることはなかった。>>31
見ていたところで、またも「やっぱりわかんない」――と口にするのが関の山であったが。

主や村で親しかった者、食事処兼酒場の店主などの
自分を懐に入れてくれた者以外には感心すら持たない少女が、
いわゆる、他人の心の機微について言及するのは珍しいことだというのは、
この場においては全くの余談]


タイガ、ね……、ふうん。

[男が名乗った名前を復唱する。>>32]

(46) 2017/04/29(Sat) 22:58:20

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